もう一度・・あなたと
今日は、私と飛鳥の結婚式をあげる。
日本から両親と透と南ちゃん、
翔は、お留守番みたい。
教授にも、連絡したが学会のため
参加できなかった。
飛鳥の両親、病院のドクター、スタッフが
参加してくれて‥‥‥‥
温かな、幸せな、結婚式を
挙げる事が出来た。
飛鳥は、難攻不落の私を
どうやって、落としたかを
病院のスタッフに問いだたされていた。
うふふっ。
透と南ちゃんは、相変わらず
飛鳥に厳しかったが、
飛鳥の快復のための努力を
病院のスタッフが、話してくれて
少しだけ、緩和したが‥‥‥
「「いいな、飛鳥、怜音を泣かせたら
日本に強制送還するからな。」」
と、言って飛鳥を脅していた。
飛鳥は、
「だめ。絶対、だめ。
まじで、止めて。
俺、レンいないと、一日足りとも
生きて行けないから。ねっ。
レンも、俺を置いて帰ったら
お仕置きで、抱き潰すから。」
と、言うから
南ちゃんも私も、真っ赤に
「どちらも、お前に有利じゃん。」
と、透があっさり、言って
四人で笑った。
「飛鳥さんは、
本当に怜音、命ですね。
安心しました。
どうぞ、私の大事な親友を
幸せにしてください。」
と、南ちゃんが、言ってくれて。
飛鳥は、うん、うんと頷いていた。
「ありがとう。」
と、私も、心から言った。