素直になれない恋
め、迷惑だった?
しばらくシーンっとしてると
「………俺も、好き」
小さな声でそう告げた。
え?
「あ、あの…?」
私がそういうと
「き、聞こえなかったのかよ…っ!!!
お前が好きだって言ってんの!!!」
顔を真っ赤にした春樹がそう私にいう。
「う、うそだ……」
「………ほんとだよ。
だから、俺と付き合ってください」
顔を真っ赤にしながらもそういう春樹。
私は、すぐに抱きついて
「よろしくお願いします……っ」
泣きながらそう言った。