素直になれない恋
私、アイツに慰められます。
学校に行っても、ニヤニヤが止まらない。
「ねえ、キモいんだけど…」
友希ちゃんの一言で、私がハッとする。
「なに…そんなに顔に出てる!?」
「もう、見え見えよ。」
呆れ顔の友希ちゃん。
「うう…」
うん、良いじゃないか…。
「沙羅ー! これやるよ」
春樹がポイッと私の机に置いたのは
いろんな虫。
のおもちゃ。