素直になれない恋


その後、春樹は顔を真っ赤にして美優ちゃんのところにいった。





放課後ーー。




「はあ……寝すぎた…」


寝てた私は、いつの間にか放課後になっていた。



「お、沙羅じゃん」



息を切らした春樹。



え?


なんでいんの?



「忘れ物しちまって…」


「ばーか!」


なんて、くだらない会話よりも聞きたいことがあるでしょ?






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