素直になれない恋



「いいの? 約束」

「え! あ、うん!!私もせいちゃんと帰りたかったし」


そう言うと


暑さのせいか、少しだけせいちゃんの顔が赤くなった。





「………沙羅」



家に着いた所で


せいちゃんが私の名前を呼ぶ



ど、どうしたんだろう??



「なーに??」


「好きだ」


そう言った。
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