すきです。~運命の再会~
私はそのまま校舎に向かい張ってあった座席表の通りに座ろうとした。
すると…
ん?誰かいる。誰だろ?えぇぇ!さっきのイケメン!!
私は遠慮がちにそのイケメン君にいった。
「あのぉ……。そこ…私の席なんですけど…。」
「えっ!?嘘!ゴメ………」
彼は急に止まった。私はビックリしてあのぉ…と声をかけようとすると…。
「ねっ!!もしかして君、赤城グループの赤城様?」
イケメン君はこれでもかってくらい顔を近づけて聞いてきた。私は後ずさりしながら
「は、はい…。」と答えた。
するとイケメン君は満面の笑みでちょっときて!と私の手を引っ張り出した。
「ちょっと待って。いたい!あなた誰?名前はどこに連れていくの!?」
私は必死に抵抗。すると彼はペンダントを指差して
「それ、いつ、誰にもらった?」
と聞いてきた。
「だからっ!私の質問に答えて!!名前は?どこ行くきなの?」
「あっあぁ、ゴメンゴメン。俺は板野 勇樹(イタノ ユウキ)。勇樹でいいから。えっとね、君にあって欲しい人がいるんだ。」
そう言って廊下を歩いてついたのは同じ1年生の違う教室。そしてイケメン君は
「園山~!!」
と教室に向かって声を出した。