イイコでしょ?
今何してっかな、とか、
声、聞きてぇな、とか考えて。
俺超女々しいじゃん…って自分を皮肉る。
忘れよう忘れようって、頭で考えても、ココ来て星見てるとなんでか美希の笑顔が思い浮かぶ。
目頭が熱くなるのを必死に堪えて、自分の弱さを思い知る。
俺こんなだったっけ?
こんな事なら日本に来るんじゃなかった、なんて思ったりもしたけど、
やっぱり大切で、大切で…大好きで。
二人過ごした日々は俺にとっては大切な時間で宝物。
会えて良かったし、もう一度好きになれて良かった。
少し冷めたコーヒーをまた啜って、
夜空に向かってため息を並べると星の輝きと共に消えてった。
・
・
・
歌声が聞こえた。
柔らかくてしなやかに伸びる綺麗な歌声は、俺の耳から入って痛んだ心を、そっと包み込むように心地良い。
でも少し、切なそうに聞こえるのは、なんでだろ。
・
・
・
キョロキョロと辺りを見回してみる。
俺が座ってるベンチから数メートル離れた芝生の上に、胡座をかいて座り、ギターを抱えた女性から聞こえるのが分かった。
・
・
・
冷たい星が降る場所で
蒼い月に照らされた横顔
歪んだ声 震える肩 またなにも言えず
同じ空見てるはずなのに
諦めては封じる つれない距離
いっそ今日の体温まで
奪って欲しいのに…
・
・
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声、聞きてぇな、とか考えて。
俺超女々しいじゃん…って自分を皮肉る。
忘れよう忘れようって、頭で考えても、ココ来て星見てるとなんでか美希の笑顔が思い浮かぶ。
目頭が熱くなるのを必死に堪えて、自分の弱さを思い知る。
俺こんなだったっけ?
こんな事なら日本に来るんじゃなかった、なんて思ったりもしたけど、
やっぱり大切で、大切で…大好きで。
二人過ごした日々は俺にとっては大切な時間で宝物。
会えて良かったし、もう一度好きになれて良かった。
少し冷めたコーヒーをまた啜って、
夜空に向かってため息を並べると星の輝きと共に消えてった。
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歌声が聞こえた。
柔らかくてしなやかに伸びる綺麗な歌声は、俺の耳から入って痛んだ心を、そっと包み込むように心地良い。
でも少し、切なそうに聞こえるのは、なんでだろ。
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キョロキョロと辺りを見回してみる。
俺が座ってるベンチから数メートル離れた芝生の上に、胡座をかいて座り、ギターを抱えた女性から聞こえるのが分かった。
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冷たい星が降る場所で
蒼い月に照らされた横顔
歪んだ声 震える肩 またなにも言えず
同じ空見てるはずなのに
諦めては封じる つれない距離
いっそ今日の体温まで
奪って欲しいのに…
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