緑と石の物語
*
「ピエール、待ってるからね!
気が向いたらいつでもおいで!
しばらくはいるからね。」
「あぁ、ありがとうよ。
おまえさんもまたいつでも遊びに来ておくれよ。」
「お世話になりました、ピエールさん。
ここに私の家の住所と地図を書いておきましたから。」
レヴはそういって小さな紙切れを手渡した。
「地図を描いたのはヴェールだけどね。
なんせ、この人、すっごい方向音痴だから…」
「……すごくではない!」
「わかった、わかった。
ありがとうよ。
じゃ、気を付けて行くんじゃよ。」
ピエールは四人の姿が見えなくなるまで手を振った。
(…今日からはまた寂しくなるのぅ…)
ポケットに突っ込んだ紙切れをふと取り出して見たピエールは我が目を疑った。
(…なんと!
レヴさんはモンテスキュー家の若様じゃったのか…!)
「ピエール、待ってるからね!
気が向いたらいつでもおいで!
しばらくはいるからね。」
「あぁ、ありがとうよ。
おまえさんもまたいつでも遊びに来ておくれよ。」
「お世話になりました、ピエールさん。
ここに私の家の住所と地図を書いておきましたから。」
レヴはそういって小さな紙切れを手渡した。
「地図を描いたのはヴェールだけどね。
なんせ、この人、すっごい方向音痴だから…」
「……すごくではない!」
「わかった、わかった。
ありがとうよ。
じゃ、気を付けて行くんじゃよ。」
ピエールは四人の姿が見えなくなるまで手を振った。
(…今日からはまた寂しくなるのぅ…)
ポケットに突っ込んだ紙切れをふと取り出して見たピエールは我が目を疑った。
(…なんと!
レヴさんはモンテスキュー家の若様じゃったのか…!)