魔王のオモチャ

魔王再び






〜 光 視点 〜







シャーナが案内する場所は……

ここから遠いところらしくて
なかなか、その場所に着けないでいた










「今日も勇者ちゃんと〜?
姫〜、一緒に寝ようよぉ〜」






「嫌」










シュンが野宿は嫌だと言うから仕方なく
近くにある街の宿で宿泊した










「明日も早いから
勇者、ゆっくり休んでね?」







「うん。シャーナも少しでも疲れとってな?」







「うわっ。何この会話〜
これ俺だけ邪魔ものじゃん〜

ふん…っだ。
俺も可愛い子見つけて来よっと〜」










シュンは拗ねたように宿の外に出た

俺とシャーナは、いつものことだと気にせずシュンを無視した


俺はシャーナと別れ
部屋に入りベッドの上に横になった








はぁ…

疲れたなぁ…








俺はそのまま意識を手放した




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