魔王のオモチャ




「さあ、まずは
違う街に行き、必要な武器などを買う


今日はそれだけにして
身体や心をしっかり休めて

明日からは
本格的に剣の練習をするよ」








「はい、先生!!」









シャーナは俺の言葉に不思議そうな顔をしていたが、すぐに無表情な顔に戻り
歩き出した









これから、シャーナは俺の先生になる

なら、先生って呼ぶしかないだろ?



俺は何故か、ほんの少しワクワクしていた
普通は、怖いと思うのが正しいと思うが…



自分でも分からず、心は清々しかった




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