天高く、空へ・・・
「間宮さーんっ!!」

珠実は自室から飛び出るとリズム良く階段をトトトッて下り、リビングへと向かおうとする。
しかし、階段下にはどでかい影が見えた。

「たまみー、パンツ見えてるぞぉ」

「へっ!? マジっ」

珠実は慌ててスカートをおさえつけた。

「はっはっはー。今更隠しても、もー遅いぞぉ。しかし、今日のはイマイチだなぁ。ボクはもっとプリティーなのが・・・」


ドカッ・・・


「哲さんのばかっ」
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