同・棲・同・盟!
「おまえこっち使うか?」
「いいえっ!私は日田さんが使われていた枕の方が断然好きだから、そちらを使わせていただきます。日田さんはどうぞ、新しい方を使ってください!」
「好きって・・・同じ大きさに同じ型のはずだが」
「そっ、そうだけど!あっちはすでに使い慣れた感があるっていうか。私にはあっちの方がなじんでて、はい」
新しい枕ちゃんには、まだ日田さんの匂いが染みついてないです。
なんて日田さんに言ってしまったら、「やっぱり出て行け。変態」って言われること、間違いない!
私が内心オタオタしているとは、恐らく微塵にも思っていない日田さんは、いつもどおりの口調で、「そうか。じゃあ俺、こっち使う」と言った。
「はいどうぞ!」
「カバーは家にあるから、後買うもんは・・・食材くらいだな」
「そうですね」と私は言いながら、兄が贈ってくれた野菜がダメになっていたことをふと思い出してしまった。
「いいえっ!私は日田さんが使われていた枕の方が断然好きだから、そちらを使わせていただきます。日田さんはどうぞ、新しい方を使ってください!」
「好きって・・・同じ大きさに同じ型のはずだが」
「そっ、そうだけど!あっちはすでに使い慣れた感があるっていうか。私にはあっちの方がなじんでて、はい」
新しい枕ちゃんには、まだ日田さんの匂いが染みついてないです。
なんて日田さんに言ってしまったら、「やっぱり出て行け。変態」って言われること、間違いない!
私が内心オタオタしているとは、恐らく微塵にも思っていない日田さんは、いつもどおりの口調で、「そうか。じゃあ俺、こっち使う」と言った。
「はいどうぞ!」
「カバーは家にあるから、後買うもんは・・・食材くらいだな」
「そうですね」と私は言いながら、兄が贈ってくれた野菜がダメになっていたことをふと思い出してしまった。