同・棲・同・盟!
今日買った荷物を、日田さんは両手に、そして私は片手に持って、日田さん宅に着いた頃、すでに夕方になっていた。
日田さんは両手がふさがっていたので、私が玄関を開けた。
『あ』
『どうしましたか?日田さん』
『おまえの鍵、作らないと』
・・・これは、日田さん宅の、でも私の鍵。
一時的だと分かっているけど、それでも、とてもプライベートで親密なものを、好きな人と共有してるという感が強まって・・・。
ドアを開けるという行為でさえ、とても嬉しい!
鍵ってこんなに小さくて軽い物なのに、なんて存在感が強いの!?
私は、顔がニヤけてこれ以上しまりのない顔にならないよう、キラキラ光る真新しい鍵を感慨深く見た。
日田さんは両手がふさがっていたので、私が玄関を開けた。
『あ』
『どうしましたか?日田さん』
『おまえの鍵、作らないと』
・・・これは、日田さん宅の、でも私の鍵。
一時的だと分かっているけど、それでも、とてもプライベートで親密なものを、好きな人と共有してるという感が強まって・・・。
ドアを開けるという行為でさえ、とても嬉しい!
鍵ってこんなに小さくて軽い物なのに、なんて存在感が強いの!?
私は、顔がニヤけてこれ以上しまりのない顔にならないよう、キラキラ光る真新しい鍵を感慨深く見た。