同・棲・同・盟!
大通りですぐタクシーを見つけた日田さんは、サッと手を上げてタクシーを止めた。
「乗って」
「はい」
こんなにすぐタクシーが拾えるなんて!すごい!
しかも、タクシー1台止める動作まで、こんなにスマートだなんて。
やっぱり日田さんって頼りになる・・・男の人だ。
「どうした」
「え。っとー。きっと私一人だったら、タクシー1台止めるまでに、ものすごい時間がかかってただろうなぁと思って・・・あ!だから日田さんは、送ると申し出てくれたんですか?気を遣わせてすいません。まだ終電まで余裕で時間あるから、電車で帰ったのに。タクシーで帰るなんて、私にとってはすごい贅沢なことだし」
「タクシーのほうが早く帰れるだろ?」
「ええ。まあ・・・じゃあ割り勘しましょうね?」
「いいよ。俺払うから」
「でも・・・」
「おまえはさっき、“贅沢”と言ったじゃないか。それに俺が送ると言ったんだ。生活費を節約するためにも、ここは俺に甘えとけ」
「うー・・・」
「そう何度もあることじゃないから」
「・・・ありがとうございます」
「乗って」
「はい」
こんなにすぐタクシーが拾えるなんて!すごい!
しかも、タクシー1台止める動作まで、こんなにスマートだなんて。
やっぱり日田さんって頼りになる・・・男の人だ。
「どうした」
「え。っとー。きっと私一人だったら、タクシー1台止めるまでに、ものすごい時間がかかってただろうなぁと思って・・・あ!だから日田さんは、送ると申し出てくれたんですか?気を遣わせてすいません。まだ終電まで余裕で時間あるから、電車で帰ったのに。タクシーで帰るなんて、私にとってはすごい贅沢なことだし」
「タクシーのほうが早く帰れるだろ?」
「ええ。まあ・・・じゃあ割り勘しましょうね?」
「いいよ。俺払うから」
「でも・・・」
「おまえはさっき、“贅沢”と言ったじゃないか。それに俺が送ると言ったんだ。生活費を節約するためにも、ここは俺に甘えとけ」
「うー・・・」
「そう何度もあることじゃないから」
「・・・ありがとうございます」