ニセモノ彼女

「誤解生むようなことをしちゃった私が悪いんだよ。

翔太君は、悪くないから 謝らないで。」

翔太君は私の隣にきて、私のことを抱き締めた。

「我慢しないで、泣いていいよ。
もっと頼って、俺のこと……。

俺は怒ってなんかないし、ただ 花音に嫌がらせしてるみたいになってるなら 悪いな……って思ったから 聞いただけだから……。」

ギューって抱きしめてくれてて、私は安心感を覚えた。
< 124 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop