ニセモノ彼女

「翔太君‼︎」

本当にそこには翔太君がいた。

「ごめん、勉強あるのに……」

「大丈夫だよ‼︎
……どうしたの⁇
急に家に来るなんて……。」

翔太君は落ち着いていた。

「ニセモノの関係、終わりにしよう。」

「……え⁇」

「俺、違う人と付き合うことになったんだ。
だから……花音、今まで ニセモノ彼女してくれてありがと。

これからは、友達として よろしく。」

何それ……勝手すぎるよ。
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