ニセモノ彼女

次の日の7:38。

私はちゃんと仁君との待ち合わせに合う時間に 校門にいた。

「……悪い、待たせたか⁇」

仁君が来たのは、7:40。
待ち合わせの時間、ぴったし。

「ううん、大丈夫だよ。
そんなに待ってない。」

まだ時間が早いせいか、あまり人はいない。

仁君は深呼吸をしてから、

「寺岡 花音、俺と付き合ってくれ。」

と言ってきた。
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