ニセモノ彼女

「とりあえず……何処か店でも入るか。」

「ちょっと待って‼︎」

思わず大きい声を出しちゃった。

普通に街の中。
もちろん周りにいた大勢の人が私の方を見る。

でも、そんなの関係ないよ。

だって、このまま 何処に連れて行かれちゃうのかも分かんないし。

「……悪りぃ。」

驚いて 目を見開いた後、ほんの少しした後 仁君が声を出した。
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