ニセモノ彼女

「本当だ、美味いな。」

仁君はさっきと同じくらい顔が赤いままで、微笑んだ。

仁君が食べたあとのスプーンで残ってるパフェも食べるの……なんか、緊張する。

でも、パクっーって具合にそのまま パフェを食べ続けた。

私がパフェを食べ終えて、ジュースを飲み終えるのとほぼ同時か それより少し早いくらいに仁君は食べ終わった。

「んじゃ、出るか。」

そのまま仁君について、カフェを出た。
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