ニセモノ彼女

ドンー
ドアを背に、私は翔太君に壁ドンをされた。

そして、チューとキスをされた。

「逃げないの⁇」

翔太君は聞いてきた。

「逃げた方がいいの⁇」

翔太君は顔を横に振った。

「でも、仁にされた時は逃げたんだろ⁇
それなのに、俺はいいのか⁇」

……確かに。
床と壁だと、少し圧迫感とか恐怖感は違うけど……翔太君だと怖くない。
< 229 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop