ニセモノ彼女

別にわたしなんか、ニセモノ彼女なんだから 離れて行ってもどうでもいいんじゃないの⁇

「ん⁇どうかした⁇」

翔太君が心配そうな顔で私の顔を覗き込んでくるから、私は

「何もないよ、大丈夫だよ。」

と笑顔を作った。

「あっ、そうだ……翔太君 これ書いてほしい。」

私が翔太君に渡したのはプロフィール帳。
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