ニセモノ彼女

翔太君はプロフィール帳を受け取ってくれた。

「その代わり、花音もそれ書いて。
そんで、俺にちょうだい。」

……⁇

「分かった。明日、渡すね。」

プハッーと翔太君は笑った。

「明日、土曜日だし。
会えたら、そりゃ嬉しいけどさ……。

日曜日でいいよ。
俺もそれまでに書いとくから。」
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