好きと嫌いは神一重
言葉にした時
「おはよー」
「おはよう」
これでも朝はかなり早く起きてるんだけど
宗一郎は当たり前のように起きてるし
「やっぱりあんたすごいわ」
「なにがだ?」
「別に」
「俺朝練あるから先にいくけど?」
「別にあたしはあんたと好きで一緒に行ってる訳じゃないんだからいいわよ」
「それもそうか」
「まぁ、頑張りなさいよ」
「あぁ、頑張れる」
「早く行きなさいよ!」
宗一郎が家に居るようになって1ヶ月がたち
前より宗一郎がなにかと絡んできて
「ああ!宗一郎君は」
「もう学校行ったわよ?」
「お弁当忘れて」
「あたし渡すからいいわよ」
「じゃあ、お願いね」