好きと嫌いは神一重

「葵ちゃん大丈夫?」

「うん」

小さい時の夢を見ていた

小さい頃のあたしはよく風邪をひく子だった

「はやく元気になってね」

風邪になるたびにうちに来ていた宗一郎

「宗一郎くんに風邪うっちゃうよ」

「それで葵ちゃんが元気になるならいいよ」

「宗一郎くん、大好き!」

小さい頃2人はとても素直だったと思う

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