好きと嫌いは神一重
大会当日
あたしと鈴は順調に勝ち進みいよいよ決勝
「勝とう、鈴!」
「もちろん」
あと少して勝てるその瞬間だった・・・
「痛っ・・・」
あたしはその場に倒れこんだ
「葵!」
左足がつってしまい試合は途中棄権
「ごめん・・・鈴、最後の大会だったのにあと少しで優勝できてたのに」
「ううん、いいよ〜葵とバトミントンやれて楽しかった!」
「鈴・・・ありがと」
鈴はあたしの頭をポンポンと叩くと
「こちらこそ」