好きと嫌いは神一重

「帰ろっか?」

「うん」

「明日からもよろしく」

「友達として」

「え?」

「僕は彼に勝てそうに無いからさ」

遊園地のゲートにあいつが一人立っていた

「じゃあ」

「・・・・うん」

「正直にね」

ポンっと背中を押してくれた坂田君

「ありがと」
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