好きと嫌いは神一重

「じゃあ、いってきます」

「あら、今日も部活?早いけど」

「うん、もうすぐ大会だから」

家を出ると

「今日も早いな」

家を出る時間を変えても当然のように宗一郎はいる

「あんたってあたしのストーカー?」

「ただの幼馴染みのおとなりさんでしょ」

「さすがにひくわよ」

「好きにしろ」

当たり前のように隣にならんで歩く宗一郎

「あんまり毎日遅くまで勉強すんなよ、体壊したらどうすんだよ」

「あんたこそ遅くまで起きてるじゃない」

「俺はいいんだよ」

「なにそれ?意味わかんない」
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