彼に惚れてはいけません
3章
彼の部屋に行くということ
―彼の部屋に行くということ―
夜の映画タイムに観る映画の種類が変わってきたように思う。
何か私の恋愛のヒントになるような作品を選んでいる。
昨夜観た映画は、自分勝手な男に恋をして振り回されるドジな主人公が、あの手この手で彼をゲットするという内容だった。
“世界中の人が反対したって私は彼が好き”というセリフに共感しまくってしまい、この想いはもう止められないんだなと思った。
そして、本日・・・・・・
どういうわけか、私は吉野和也さんの家へと向かっている。
土曜日の朝11時。
家に来るかって言ってくれた意図はわからない。
最初は冗談だと思っていたし、付き合ってもいないのに男性の家に行くなんて、と迷った。
でも、素直な自分の気持ちに沿って、行動してみようと。
吉野さんから教えてもらったこと。
変な駆け引きはいらない。
このチャンスを逃したくない。
夜の映画タイムに観る映画の種類が変わってきたように思う。
何か私の恋愛のヒントになるような作品を選んでいる。
昨夜観た映画は、自分勝手な男に恋をして振り回されるドジな主人公が、あの手この手で彼をゲットするという内容だった。
“世界中の人が反対したって私は彼が好き”というセリフに共感しまくってしまい、この想いはもう止められないんだなと思った。
そして、本日・・・・・・
どういうわけか、私は吉野和也さんの家へと向かっている。
土曜日の朝11時。
家に来るかって言ってくれた意図はわからない。
最初は冗談だと思っていたし、付き合ってもいないのに男性の家に行くなんて、と迷った。
でも、素直な自分の気持ちに沿って、行動してみようと。
吉野さんから教えてもらったこと。
変な駆け引きはいらない。
このチャンスを逃したくない。