俺様な生徒会長とヘタレな私【短編】
「じゃ、俺行くね。また明日ね。」


日野くんは私に手を振って去って行く。


「うん。また明日ねー。」


私も日野くんに手を振った。


あー…さよならぁ…私の癒し…。
これから悪魔の元へ参らなくてはいけないのね…。


小さくため息をついて、スクールバッグを持ち上げる。


と、同時に悪魔の囁きが聞こえた。


「たま子。そのため息はどういう意味だ?」


目の前に柴田 秀‼︎
いつの間に現れたの⁈


てか、その笑顔が逆に怖いんですけど!


やはり実は本物の悪魔なんじゃ…⁈



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