青空の下月夜に舞う 2
ドキドキしながら、響の背中に付いて歩き、エレベーターに乗り込み、部屋の前に着くと、車のキーと一緒に下げている鍵で、家の鍵を開けた。
中に入り、カシャン、と。後ろで扉の閉まる音。
「鍵、かけといて」
「う、うん……」
鍵を回して、靴を脱ぎ、リビングへと進む。
リビングには、誰も居なくて、そういえば、いつも乱雑に脱ぎ捨てられた靴が、玄関に無かった、とぼんやりと考えていた。
響はソファーに近付くと、テレビをつけて真ん中に置かれたローテーブルに、先程のコンビニの、袋を置く。
よく見ると、お弁当が入っているみたい。
飯付き合えって。
慶太郎の家でご飯を食べている響をみてる、って事……?
中に入り、カシャン、と。後ろで扉の閉まる音。
「鍵、かけといて」
「う、うん……」
鍵を回して、靴を脱ぎ、リビングへと進む。
リビングには、誰も居なくて、そういえば、いつも乱雑に脱ぎ捨てられた靴が、玄関に無かった、とぼんやりと考えていた。
響はソファーに近付くと、テレビをつけて真ん中に置かれたローテーブルに、先程のコンビニの、袋を置く。
よく見ると、お弁当が入っているみたい。
飯付き合えって。
慶太郎の家でご飯を食べている響をみてる、って事……?