青空の下月夜に舞う 2
まさかの
暫くぎゃあぎゃあと言い合った後、呆れた様にギブアップしたのは祐也。
勝手に言ってろ、みたいな態度。
ふん。
いいんだよ。
動物の話から、女の子は“どうあるべきが”って話になり。
最後は言葉遣いが悪いって、話で終わった。
口が悪いって、あんたにだけは言われたくないしぃー。
コーラをまた口に運び、ごくごくと、喉を鳴らす。
テレビを付けた祐也に、私も音の方へと目を向けた。
女子アナが、美味しそうなパン屋をレポートしている。
「パン食いてえよなぁ。麻衣次バイトいつ?」
「明後日」
「あんパンと、メロンパンな」
「は?」
「ついでだろ。ついで」
「あんパン80円、メロンパン120円、合計200円になります」