俺のSPはくの一女子高校生
「まあ、とにかく。あれは楓だよ。間違いない」
「へぇ~。眼鏡と髪形でここまで違うとはな。でも、どうして急に」
「さあね。理由は話さねえけど、楓が話したくなったら話すだろ」
楓のほうをみれば、楓はいつも通り本を読んでる。
でも、眼鏡とかがないからいつもよりも楓の顔がハッキリとみえる。
やっぱり楓は可愛いな~。
「朔夜、顔が緩みまくってんぞ」
おっと。それは大変だ。
すぐに緩んでいた顔を引き締めると、肩をトントンと叩かれた。
「おはよう、朔夜くん」
「皇?」
「皇さま!?」
そこにいたのは別のクラスにいるはずの皇だ。