大好きな貴方へ…
そう言うと、勢いよくこっちへ振り向いた男の人がいた。
「どぉしたの?」
「いやぁ…あのぉ…TDLまで行きたいんですけど…」
そう言うとその男の人は「プッ!!」っとオモイッキリふきだし、
「君TDLへの行き方も分かんないの??有り得ないんだけど!!」と言った。

こうして不思議な出会い方をした佳那汰(かなた)にへの私の最初の印象は、「失礼な人だな…。」だった。
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