すでに恋は始まっていた
日菜華の初恋
「こんにちは。このクラスの担任になる鈴木 幸子です。1年間よろしくお願いします」
にっこりと微笑む担任。
それを見て、みんな「いい担任で良かったね!」って言い合っている。
だけど…
《はぁ…今年は1年の担任かよ。めんどうだな…。まぁ、私に迷惑かからないならいいけど》
(なにこの人…いってることと思ってること真逆じゃん!むしろ、めんどくさいって思ってるし…)
私には少し変わった力がある。
それは人の心の声を聴く力。
相手の目を見るだけで、その人の本当の心がわかる。
なにも考えてない人と、心のポーカーフェイスが上手な人以外はね。
そのせいでいろいろ苦労してきた。
人の心が分かるから、汚い部分がみえちゃって上手く人付き合いができない。
そんななか泉だけは仲良くできた。
心に思ってることと、言ってることが同じで素直な人だったから。
にっこりと微笑む担任。
それを見て、みんな「いい担任で良かったね!」って言い合っている。
だけど…
《はぁ…今年は1年の担任かよ。めんどうだな…。まぁ、私に迷惑かからないならいいけど》
(なにこの人…いってることと思ってること真逆じゃん!むしろ、めんどくさいって思ってるし…)
私には少し変わった力がある。
それは人の心の声を聴く力。
相手の目を見るだけで、その人の本当の心がわかる。
なにも考えてない人と、心のポーカーフェイスが上手な人以外はね。
そのせいでいろいろ苦労してきた。
人の心が分かるから、汚い部分がみえちゃって上手く人付き合いができない。
そんななか泉だけは仲良くできた。
心に思ってることと、言ってることが同じで素直な人だったから。