すでに恋は始まっていた
そして付けようとしたんだけど…
「…繋がらない…」
ホックがなかなか繋がらなかった。
私はずっと首の後ろで手を動かしている。
「付けてやるよ」
そう言ってネックレスをとった疾斗。
私は自分の髪の毛が邪魔にならないように手で押さえて、つけ終わるのをじっと待つ。
(き…緊張する…。男子だとこんなに緊張するの⁉︎それとも疾斗だから?)
疾斗の手が首に当たるたびにドキドキしてしまう。
「終わったぞ…って、なんでそんなに赤いんだ?」
疾斗がニヤニヤしながら聞いてくる。
(こいつ〜!絶対わかって言ってる!)
「な!なんでもないよ!そ…それより、今度は私の買い物に付き合って!」
そう言った私は疾斗の返事も聞かずに走り出した。
「あ!話そらすなー!」
「…繋がらない…」
ホックがなかなか繋がらなかった。
私はずっと首の後ろで手を動かしている。
「付けてやるよ」
そう言ってネックレスをとった疾斗。
私は自分の髪の毛が邪魔にならないように手で押さえて、つけ終わるのをじっと待つ。
(き…緊張する…。男子だとこんなに緊張するの⁉︎それとも疾斗だから?)
疾斗の手が首に当たるたびにドキドキしてしまう。
「終わったぞ…って、なんでそんなに赤いんだ?」
疾斗がニヤニヤしながら聞いてくる。
(こいつ〜!絶対わかって言ってる!)
「な!なんでもないよ!そ…それより、今度は私の買い物に付き合って!」
そう言った私は疾斗の返事も聞かずに走り出した。
「あ!話そらすなー!」