すでに恋は始まっていた
「えっと…泉よろしく」


「はぁ…確かロングウェーブの髪で…」


その言葉を聞いた疾斗の顔が少し険しくなる。


「水色の涼しそうな服を着た…」


さらに疾斗の顔は曇っていって…。


「綺麗な女の人だったかな?」


泉が言い終えると…。


「俺の母さんだ」


「「「え⁉︎」」」


(お母さん⁉︎あんなに綺麗な人だったのに⁉︎)

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