すでに恋は始まっていた
「あの〜」


固まった私達の中で泉が声をかけた。


「あら!さっきの子達ね!見つけてくれてありがとう!もしかして、疾斗のお友達ってあなた達?」


疾斗が私達のことを話したのかはわからないけど…まぁそういうことにしておこう!


「はい!初めまして。夢咲 日菜華です!」


「西条 泉です!」


「乙川 葉月です」


私に続いて2人も自己紹介をした。


「初めまして。草凪疾斗の母親で、草凪 麗華です。あ!ここに住んでるけど、アメリカ人じゃないのよ?」


私達が勘違いしないように、気になっていたことを説明してくれた。

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