すでに恋は始まっていた
掛け声を言った瞬間応援席にいた全校生徒が一斉に飛び出した。


年に数回あるレトワールへの挑戦も、時間切れで手合わせできない人もいる。


そんな中、時間制限のないこの挑戦大会は絶好のチャンス。


(みんな…やる気がすごい…)


私と疾斗は本部から・光と圭介と凛愛は周囲から喧嘩を見守って、事故がないか見張っている。


そしてそのままタイムアップの20分が過ぎた。


「「終了〜!」」


私と疾斗の声で全員の動きが止まった。


すかさず3人が、まだ戦える人のハチマキを回収していく。


この集まった本数で勝敗が決するの!

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