すでに恋は始まっていた
「「「いただきまーす」」」
それぞれが自分のお弁当箱を開けた。
体育祭だからか、いつもより豪華な気がする。
(こんなに食べられるかな…?)
あと1時間くらいあるからなんとかなりそう。
「そういえば2人とも、黄色ブロック1位とったけど…レトワールに挑戦するの?」
「何言ってるのよ。無理に決まってるじゃない」
《ホントは力があればやってみたいけどね》
「私喧嘩できないよ〜」
《痛そうだもん…》
(まぁ、それはそうだよね…)
「ん?喧嘩できないなら、さっきの競技はどうしたの?怪我してないみたいだけど」
(ずっと逃げていた…とか?)
「はぁ…日菜?誰が私達に喧嘩売ってくると思う?」
「ああ…なるほど」
理事長の娘を殴るわけがない。
もちろんその親友にも。
さらにレトワール1位の親友でもあるしね。
それぞれが自分のお弁当箱を開けた。
体育祭だからか、いつもより豪華な気がする。
(こんなに食べられるかな…?)
あと1時間くらいあるからなんとかなりそう。
「そういえば2人とも、黄色ブロック1位とったけど…レトワールに挑戦するの?」
「何言ってるのよ。無理に決まってるじゃない」
《ホントは力があればやってみたいけどね》
「私喧嘩できないよ〜」
《痛そうだもん…》
(まぁ、それはそうだよね…)
「ん?喧嘩できないなら、さっきの競技はどうしたの?怪我してないみたいだけど」
(ずっと逃げていた…とか?)
「はぁ…日菜?誰が私達に喧嘩売ってくると思う?」
「ああ…なるほど」
理事長の娘を殴るわけがない。
もちろんその親友にも。
さらにレトワール1位の親友でもあるしね。