すでに恋は始まっていた
それと入れ違いに次の人がくる。
「こんにちは。1年1組の潮崎 樹(しおざき いつき)です!」
「あ!さっきの…」
挨拶をしたこの男子は、借り物競争で私を助けてくれた人だった。
「はい、借り物競争の時の者です」
「あ、あの…」
私は気になっていたことについて話したかった。
気になっていたことっていうのは、心が読めなかったってこと。
それも、普通の読めない人とは違って少し違和感があった。
(今話をしたら全体の進行を遅らせちゃうかな。体育祭が終わってからクラスに行ってみよう)
「ううん。なんでもない。それじゃあ始めるね!」
樹君は心が読めないから、勝てるか心配だったけど案外弱かった。
(手を抜いていたように感じたのは…気のせいかな?)
「こんにちは。1年1組の潮崎 樹(しおざき いつき)です!」
「あ!さっきの…」
挨拶をしたこの男子は、借り物競争で私を助けてくれた人だった。
「はい、借り物競争の時の者です」
「あ、あの…」
私は気になっていたことについて話したかった。
気になっていたことっていうのは、心が読めなかったってこと。
それも、普通の読めない人とは違って少し違和感があった。
(今話をしたら全体の進行を遅らせちゃうかな。体育祭が終わってからクラスに行ってみよう)
「ううん。なんでもない。それじゃあ始めるね!」
樹君は心が読めないから、勝てるか心配だったけど案外弱かった。
(手を抜いていたように感じたのは…気のせいかな?)