すでに恋は始まっていた
時間が経つとみんなの調子も戻ってきたし、私が歌っても驚かなくなった。


夜までみんなではしゃいで本当に楽しかったよ!


カラオケを満喫しすぎた私は、圭介の言っていた『嫉妬』の意味のことなんて忘れていて、家で思い出したんだよね…。


明日学校で聞けばいいんだけど、覚えてるかな?


私、寝ると忘れちゃうタイプだから。


まぁいっか!


その夜私は、初恋の夢を見た。

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