すでに恋は始まっていた
コーヒーカップとジェットコースター
「樹君ごめ〜ん!」
結局私は3分遅刻。
走ったせいで、せっかくセットした髪はボロボロ。
だけどゴムなんて持ってこなかったから、くしでといて樹君に会う前に綺麗に整えた。
「あ!日菜!大丈夫だよ、今来たから」
最初は敬語を使ってしまうことが多かったけど、今ではすっかりタメ口に慣れたみたい。
私の横に来た樹君はさりげなく私の手を握る。
もちろん恋人つなぎで。
(き、緊張する〜!)
「行こっか」
「うん!」
結局私は3分遅刻。
走ったせいで、せっかくセットした髪はボロボロ。
だけどゴムなんて持ってこなかったから、くしでといて樹君に会う前に綺麗に整えた。
「あ!日菜!大丈夫だよ、今来たから」
最初は敬語を使ってしまうことが多かったけど、今ではすっかりタメ口に慣れたみたい。
私の横に来た樹君はさりげなく私の手を握る。
もちろん恋人つなぎで。
(き、緊張する〜!)
「行こっか」
「うん!」