すでに恋は始まっていた
「俺、ここの乗り物全部乗ること目指しててるんです!ジェットコースターとかは前に乗ったことがあるから、後はコーヒーカップとかメリーゴーランドだけで…」
「なるほどな〜。で?楽しかったのか?出てきたっていうことはもう乗ったんだろ?」
「はい、意外と楽しかったですよ!」
(樹君…嘘つくの上手…)
なんとなくそれらしい理由でうまくかわしている。
だけど、それだけじゃ騙されない方々もいるわけで…。
(うっ…これはバレてるな)
凛愛と圭介だけは私を疑いの目で見ていた。
詳しく追求しないでいてくれてるのは2人の優しさかな。
私は2人に笑いかけ、樹君の袖を引っ張って「行こう?」と合図を送った。
「それじゃあ俺たちそろそろ行くので!みなさんも楽しんでくださいね!」
「みんな、私達のこと監視とかしないでよね!」
それだけ言うと、私は樹君の腕を引いてダッシュで走っていった。
「なるほどな〜。で?楽しかったのか?出てきたっていうことはもう乗ったんだろ?」
「はい、意外と楽しかったですよ!」
(樹君…嘘つくの上手…)
なんとなくそれらしい理由でうまくかわしている。
だけど、それだけじゃ騙されない方々もいるわけで…。
(うっ…これはバレてるな)
凛愛と圭介だけは私を疑いの目で見ていた。
詳しく追求しないでいてくれてるのは2人の優しさかな。
私は2人に笑いかけ、樹君の袖を引っ張って「行こう?」と合図を送った。
「それじゃあ俺たちそろそろ行くので!みなさんも楽しんでくださいね!」
「みんな、私達のこと監視とかしないでよね!」
それだけ言うと、私は樹君の腕を引いてダッシュで走っていった。