すでに恋は始まっていた
ピロン
ほとんどの生徒が登校して、誰もいない静かなこの時間。
携帯の着信音がなったのは私の携帯だけじゃなくて、疾斗の携帯も。
中を見てみると樹君からだった。
(どうしたんだろう…)
疾斗も同じメールみたい。
メールを開いて言葉を失った。
そこには…縄で縛られたみんなの写真。
「うそ!」
思わず声をあげる。
絶句したのは疾斗も同じ。
(みんながどうして⁉︎それに…なんで樹君が…)
「疾斗…」
「ああ…この写真の場所…裏庭だな。行くぞ!」
「うん!」
(待っててね、みんな。今行くから!)
ほとんどの生徒が登校して、誰もいない静かなこの時間。
携帯の着信音がなったのは私の携帯だけじゃなくて、疾斗の携帯も。
中を見てみると樹君からだった。
(どうしたんだろう…)
疾斗も同じメールみたい。
メールを開いて言葉を失った。
そこには…縄で縛られたみんなの写真。
「うそ!」
思わず声をあげる。
絶句したのは疾斗も同じ。
(みんながどうして⁉︎それに…なんで樹君が…)
「疾斗…」
「ああ…この写真の場所…裏庭だな。行くぞ!」
「うん!」
(待っててね、みんな。今行くから!)