すでに恋は始まっていた
次の授業、私はさっきのことで頭がいっぱいで全然集中できなかった。
1時間分授業を終えて、休み時間になると窓からこっちに来る疾斗が見えた。
何事もなかったかのような笑顔を見せて…。
「泉…また来た…」
(さっき注意したのに…)
「…ほっときなさい」
泉も諦めているみたい。
私達は無視してお菓子タイム。
(お昼ごはんまでにお腹空くんだよね〜)
「日〜菜!」
案の定私のところまで来た疾斗。
「…なに?」
「おっ!うまそうなの持ってるじゃん!ちょっともらうな」
そう言って、私が手に持っているかじったクッキーをほおばった。
1時間分授業を終えて、休み時間になると窓からこっちに来る疾斗が見えた。
何事もなかったかのような笑顔を見せて…。
「泉…また来た…」
(さっき注意したのに…)
「…ほっときなさい」
泉も諦めているみたい。
私達は無視してお菓子タイム。
(お昼ごはんまでにお腹空くんだよね〜)
「日〜菜!」
案の定私のところまで来た疾斗。
「…なに?」
「おっ!うまそうなの持ってるじゃん!ちょっともらうな」
そう言って、私が手に持っているかじったクッキーをほおばった。