すでに恋は始まっていた
「結構元気そうじゃない?」


《ずっと眠っていたんだし、もっと大事になってると思っていたけど…》


「うん!別に痛いところもないし…リハビリ終わったら帰れるよ!」


「そうなんだ!良かったぁ」


《リハビリ無茶しないといいけど…》


「あ!これありがと!」


2人にシュシュを手渡す。


「あと、カーネーションも!本当に助かったよ〜」


「あ!それ効果あったかなぁ?」


「トラウマで倒れたわけじゃなし、意味ないかもしれないと思ったのよね…」


「ううん!効果あったよ!私を眠りから解いてくれたのはカーネーション君なんだから!」


「「どういうこと?」」

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