すでに恋は始まっていた
(眩しい…)


顔に当たった光の先を目で追うと、窓から太陽の光が差していた。


今日は1日中曇りの天気予報で、朝から太陽は見えなかったのに今は窓から太陽が見える。


(いつのまに晴れたんだっけ?)


だけど、飛び跳ねて喜ぶ疾斗を見たらそんなことどうでもよくなってきた。


私が笑うだけでこんなに喜んでくれるなんて初めて。


(ふふっ…今度からはもう少し笑おうかな…)

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