傷だらけの歌姫
「もういい。



とりあえず青木帰れ。」





青「えっ…………でも……」




流「愛ちゃん。とりあえず今日は帰ろう。

送るから」




愛「……ぅん……」




それから俺たちは無言だった。




翔「なんで流夜はあんなに愛を認めているんだろな。」





海「あいつは女好き。」





翔「そうだったな。」





「俺あいつには裏があると思う。」





海「俺もそう思う。」





「近いうちに何か良くない事が起こる気がするから気をつけておけ」





こんな事言っといて一番気をつけなければいけなかったのは俺だったのにな。




気をつけていれば俺は…………






楽しい毎日を過ごせていたのか???





それは無理か。




おれが危険にあった時にあいつも…………



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