バイト店長
実習という名の
入学して半年がたち、学校生活に慣れたかなという時期。
ある日のHRで羽山先生が言った。
「えー。明日から実習という名のバイトに各自応募してもらい、面接などをこなして実習を経験してもらう。」
この一言でクラスの半分は待ってましたー!と目を輝かせ、残りの半分は青ざめた様子でクラスの反応は賛否両論だった。
「なお、どこに応募しようかなどは各自で調べるように。あくまで、コレは実習だ。三年間続ける勢いで応募するように。以上だ。」
私は帰りの電車でもどこで働くかを考えていた。