天使と悪魔のお話
「また暇あれば来いよ。…皆連れて。」



「あぁ。また来る。」


「俺はココのちょっと奥の屋敷に住んでる。」



屋敷…?



「一人…なんですか?」



「いや、やかましいのが二人…。見ればわかるだろう。」



やかましいの…。



子供でもいるのかな?



「それじゃ、行こっか。」



「キル、元気で。ちなみに俺はフォル。」



「私はメイリーです。」



「私ディナ。」



「またな…フォル、メイリー、ディナ。」



キルの青い目が光った。
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